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社会系教科教育学会は,社会的資質形成に関する教育実践の科学的研究を行い,その普及と発展に寄与することを目的とした学会組織です。

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社会系教科教育学研究 第18号 2006年

目次
論 文
・地理教育の社会化
 −わが国の地理教育革論の体系と課題−   草原 和博
・國民學校における地理教育と授業構成理論
 −國民科地理「郷土の観察」を中心として−   米田  豊
・科学的な見方や考え方を拡大・深化させる小学校社会科の単元開発とその検証
 −小学校3年生単元「ものを売る仕事−通信販売−」を事例として−   
                    中本 和彦・河田 節生
・インドネシアにおける国史教育の成立と課題    ナスティオン
・風刺画を活用した中学校歴史の授業構成
 −ビゴーの『トバエ』を手がかりに−    青木 章浩
・解釈構築の論理に基づく文化研究学習
 −教科書『文化の創造(Create a Culture)』を事例として− 田中  伸
・小学校における国際理解学習の単元構成
 −グローバルとローカルの関係性を視点にした実践事例分析から− 金子 徳孝
・日本的公私観念の批判的理解を目指す社会科授業設計
 −赤穂事件を教材として−    中西  仁
・「他者化」の克服をめざす公民単元の開発
 −公共性の議論を整理して−  竹澤 伸一
・「経済を通して社会がわかる」中学校社会科の授業構成
 −岩井克人氏の経済認識を中心として−   岩野 清美
・社会問題研究としての地理の単元構成
 −各国の外国人政策にみるウチとソトの論理−   石川 照子
・現代国際経済システムの課題を探求する公民科「政治・経済」の授業構成
 −「開かれた地域主義」概念を手がかりにして−   樋口 雅夫
・高等学校公民科における生命倫理の授業開発
 −ダリル・メイサーの生命倫理教育プロジェクトを手がかりとして− 石原  純
書 評
・児玉 康弘著『中等歴史教育内容開発研究−開かれた解釈学習−』 谷口 和也
・梅津 正美著『歴史教育内容改革研究−社会史教授の論理と展開−』 二井 正浩
・中村 薫著『世界史教育の視点と方法』   川口 靖夫 

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